こんにちは!カンパニョーロ大好き謎の剛脚(?)ローディーです。
今回は性能がイマイチやらなんやら書きつつ何故カンパニョーロを愛用しているのか、と思われている方もいらっしゃるかと思いますので、今回は少し毛色を変えてカンパニョーロの魅力を書いてみたいと思います。
全て飽くまで個人的な見解であり、読者の皆様の中には少し違う考え方もあるかも知れませんが、何卒ご容赦下さい。
私がロードを始めた時(5年少々前)はまだリア10速が主流であり、クランクも今の4本アームクランクではなく、5アームクランクでした(後で写真を掲載します)。今の様にクランクのチェーンリング(歯車)を変えるだけでノーマル(大きい歯車)か、コンパクト(小さい歯車)かに変えることは出来ないでどちらかに変える時はクランク本体を丸ごと変えて対応する、そんな時代でしたし、シマノのデュラエースやアルテグラでさえまだリア10速で電動式シフト等ありませんでした(因みにその時、ティアグラはリア9速、ソラはリア8速でした)。
↑昔の5アームクランク(スーパーレコード、チタンアクスル。~14年モデル)
そんな中、カンパニョーロは既にアテナ(※廃盤機種。ポテンツァの前身モデル)から上のスーパーレコード迄の4グレードにリア11段を採用、市販化しており、下のケンタウル(※13年モデル限りで廃盤となった機種)、ヴェローチェでさえリア10速と当時一歩進んだ状態でした。そこで既に個人的に魅力を感じていましたし、デザインや仕上げの綺麗さにも魅了されていました。
個人的にカーボンパーツが大好きなので、カーボンを多用した変速機やレバー、カーボンクランクにも魅力を感じ、レコード以上のグレードにはセラミックベアリングを採用したりコーラス以上のグレードで採用されているリア変速を5段一気にシフトアップし、4段一気にシフトダウン出来るカンパニョーロ独自のウルトラトルクシステムに先進性を感じていました。
何時かはカンパニョーロを使いたいなぁ~等考えている内にカンパニョーロ製品が安くなった時期があり(2012年冬頃)、その時にピナレロのハイエンド機を組む事にし(当時、ピナレロも底値だったので)、一緒に選んだのがカンパニョーロのスーパーレコード機械式フルセットとボーラウルトラTWO(※廃盤機種、チューブラーカーボンリムホイール)でした。
当時、既に電動式も初期型がシマノ、カンパニョーロ共に登場していましたが、敢えてカンパニョーロの操作感を知りたく機械式を選んだ記憶があります。
納車されてから色々な場所に出掛けましたが、カンパニョーロにしてからよりバイクに乗るのが愉しくなり、常に気持ちが昂る感覚になったのを覚えています。個人的な思い込みもあるかも知れませんが、イタリアンバイクにカンパニョーロを組み込むととても絵になり、見映えが良くなるのも気持ちが昂る原因の一つなのかも知れません。
カンパニョーロの方がシマノに比べて機械を操っているという操作感が強く、変速にクセがあるのも個人的に魅了されました。完全に好き嫌いが別れると思いますが、シマノの様に常に気持ち良く変速が決まるより、カンパニョーロの動きの良し悪しがあり(機械の機嫌がある)、キチンと動かし方を覚えなければ巧く変速してくれない、いわゆる人間味があるフィーリングが個人的には気持ち良く病み付きになってしまいました。
その後電動式も買いましたが、操作感があるのも、変速にクセがあるのも変わらずそこがカンパニョーロの魅力の1つと考えている私には安心感に繋がりましたし、カンパニョーロへの信頼感と愛情が増す要因の一つにもなりました。
その後、15年モデルからカンパニョーロも下位グレード(※既にこの時点でケンタウルは廃盤になっている為、ヴェローチェとアテナ。アテナのフロントダブル仕様はポテンツァへの移行の為、15年モデル限りで廃盤)除き現行の4本アームクランクになり、変速機の形も変わりました(ポテンツァは16年モデル~の為、当初から採用)。
↑現行のスーパーレコード4本アームクランク(チタンアクスル、15年モデル~)
この時、賛否両論起き自分も正直「?」と思いましたし、違和感を覚えたのは事実です。しかし、新しくなったスーパーレコードを使いたい気持ちも同時にあり、直ぐに納期を問い合わせて初回ロッドでスーパーレコード一式をオーダーをしたのも事実です。
発表から数ヵ月経って入荷され組付けされまして早速乗り込んでみましたらレバーの操作感が更に上がってカッチリ感が増し、変速性能が上がり、動きにキレがありつつ、従来カンパニョーロの変速機にあった動きにクセがあるのも健在でますますカンパニョーロに魅了されてしまいました。
また、見た目の美しさも健在で独特なカーボンの織り目と独特のクリアの艶加減も相変わらずなのでそこにも更に惹かれてしまいました。
クランクの話に戻りますが、確かに現行の4アームクランクの方が今時のエアロカーボンフレームにも最新型アルミフレームにもデザインが合うと思う時もありますが、昔ながらのオーソドックスな形状のフレームやスチールフレームにはカーボンクランクですと以前の5アームクランクや現行ですとシルバーカラーのヴェローチェの方が合うと思う時もあります。しかし、そこは個人の好き嫌いの問題なので(汗)
あとはブレーキがシマノの最初からガッチリ効くブレーキが苦手というのもあり、カンパニョーロのスピードコントロール重視のブレーキフィーリングと個人的には相性が良いのもあり気に入っているポイントの一つです。
カンパニョーロの美点としてはグレードの差を余り感じさせない操作感がある、とあるという点でもあると思います。厳密に言えばグレード毎の素材の違いやパーツ剛性、パーツ精度の出具合の違いでやはり下のグレードはメカがたわんだり、チェーンリングが歪んだり、クランクアームがたわんだり、変速スピードに差が出たり動きや剛性感が違うのは当たり前ですし、レバーの操作感が薄れてしまうという事もありますが、ガッカリするような差は無いと個人的に思います。個人的には一番上のスーパーレコード機械式&電子式と一番下のヴェローチェ機械式を使っていますが、個人的には本当にヴェローチェでガッカリした事はありません。
先程、レバーの操作感が薄れるのでとは書きましたが、逆の言い方をすればレバーの操作感が軽いので上位グレードより動きが軽く、楽に変速出来るという言い方も出来ます。
レバーの握り心地の良さも優れていてまるで仲の良い友人と優しく握手をする様な優しく心地良い握り易さで自然と手にフィットし馴染む感覚も特筆モノだと思います。エルゴパワーと名乗るだけあり、人間工学を研究し出された形状というメーカーの主張が納得出来る形状だと思います。
あとはスーパーレコード用に開発された部品が下のグレードにも流用されていたり等カンパニョーロ内でメカニズムが共用されているのも美点だと思います。見た目も工芸品の様で仕上げも綺麗で格好良く、デザイン性も個人的には優れていると思います。
本当にカンパニョーロは本場のレースがベースにあり、発展してきた歴史があると感じさせる雰囲気、物作りが個人的には大好きです。伝統を守り、形にして売るという職人気質の姿勢も格好良いと思いますし、惹かれる部分でもあります。
長々と書きましたが、買うときも後々のアフターパーツも値段が高くて取り寄せるのに場合に依っては数ヵ月待ちと手間と時間が掛かり、性能にもクセがあり、少し扱い難い側面もあるのに今や何故全てのバイクにカンパニョーロコンポやパーツを使うのかと結論を言いますと「場合により手間が掛かることや、性能にも多少クセがあるのも全て含め純粋にカンパニョーロが、イタリアらしさが大好きだから」という一言である、という事で今回のコラムを締めさせて頂きたいと思います。
最後までお読み頂き、有難う御座いました。
■グレード換算早見表(カンパニョーロ→シマノの場合。2017年2月2日現在)■
カンパニョーロ → シマノ
・スーパーレコード(同EPS)→該当無し
・レコード(同EPS) →デュラエース(同Di2)
・コーラス(同EPS) →アルテグラ(同Di2)
・ポテンツァ →105
・ヴェローチェ →ティアグラ
・該当無し →ソラ
・該当無し →クラリス
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