体重の軽さからクライマーと呼ばれ、坂は嫌いながらも峠を登るゆーまです
「僕は坂のほうが体型的に向いている。
平坦道は頑張ってスプリントしても横から抜かされる。
景色が大きく変わらないし速くて怖いじゃないか。
そんな平坦道をずっと走るくらいなら坂道を5キロで登ってる方が楽じゃないか!
絶対平坦レースなんて出ないぞ!一生縁のないレースだ!応援なら行ってやろう!!」
大磯クリテリウムに出てきました。
クリテリウムとは一周数キロのコースを決められた周回数走るレースです
基本的に平坦な道で行われるため必然的にスプリンターなど平地に強いローディの腕試し的なレースとなります
YouTubeで何度も走ってる動画を見ました。
走ってる間は集団で走る事が基本となるため、普段はありえないような近い距離に何人もの人がいます。
怖いです。
むしろそこらじゅうで体をぶつけ合っています。
恐ろしいです。
落車の危険もあることから今回は普段使っているホイールで走る決意をしました。
伝家の宝刀聖剣でゅらえーすで走ってコケてホイール壊れたなんて事になったら我らがトミーの愛車Lookからでゅらえーすをひっぺがす他ありません。
移動は車に自転車を乗せて移動することにします
寒いですからね
こんな感じでバラして積み込み、汚れ防止でモンベルコンパクトリンコウバッグという輪行袋で覆います
倒れないよう紐で座席に固定しました
これで道中一切倒れなかったのでおすすめです
朝移動中はあまりの寒さにリタイアまで考えました
しかし、とりあえず走ってみて完走できたらいいかとにんにくたっぷりのペペロンチーノをかっ込みます
会場につき受付をしてるとキッズのレースが始まっていました。
あぁキッズレースに出てぇ…
そんなことを考えつつアップに取り掛かります
固定ローラー台を持ってきたのでアップの心配はいりませんが寒いのでダウンを着ます
駐車場でのアップをしているとピュアビギナークラスのレースが始まったようで実況が聞こえてきました。
ちなみに私はビギナーでのエントリーですから次のクラス
落車があったという実況も聞こえてきたので気を引き締めます!
いそいそと車に乗り込み暖房全開
暖かいです。たまりません。家に帰ろうかな。
同行者に一周目でちぎれなければいいねとバカにされつつ自転車を持って移動します
さぁいよいよ平坦嫌いが平坦レースに参戦です
クリテリウムにも足切りがあり、一周抜かしされそうと判断されると強制的にリタイアです。
それだけは回避したい!
さぁ、ゆーまを探せです
唐突に息を早く吸って吐いてを繰り返すといいという言葉を思い出しヒッヒッフーと呼吸しています
何かが産まれる予感…
スタートのカウントダウンが始まるのは嫌ですね。
心臓に悪い
まぁスタートしてから1周半はペースメーカーのバイクが先導するし落ち着こうと思い直しいざスタート
はっえぇぇ!!!
速いです
え、これまだのんびりペースだよね?
すでにちぎれそうですが足切りはごめんです
とりあえずやたらと体がでかい人の後ろにつきます
風の抵抗はホビットには天敵です
さぁ本格的にレーススタート
もちろんさっきまでヒィヒィ言ってたので更にペースが上がり最早何も考えられません
しかも私のクラスでクリテリウムでは中々見られない最初からの逃げが決まります
ペースアップしつつ互いに牽制し合い、逃げは捕まえられません
え?私は先頭が逃げてるなんて知りませんでしたよ?
だってみんな速すぎて付いてくので精一杯だもん
ちなみに最近喉風邪を引いておりレース中も口呼吸による乾燥で咳が出ます
咳が出すぎてオエッと何かが産まれかけます
ここで産んだら何かを失う事は確実なので我慢です
結局先頭の1人は大逃げを決め優勝
なんとか残れた集団で最後のスプリントに入ります
既に30人近くいた集団は半分以下です
もう脚は残ってませんが下ハンを持ってスプリントに!
ダンシングする脚もぷるっぷるです
なんとか1人をゴール前で差して9位
まぁ10位以内だし良しとしましょう
今回クリテリウムに出て思ったことはヒルクライムと比べ戦術が活きる事と単純に速い人が勝つわけでは無さそうということでした
たまにはこういうレースも楽しいかなと思ってしまったのと、悔しさもあったので今度出るときはホイールもトミーのでゅらえーすを使い挑みたいと思います!
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